やったほうがいいと分かっているのにやる気が出ないことへの対処法 <気づくことの大切さ>

「人生にはやりたくないことをやっている時間はない」
なんていう言葉を聞いたりしますが、
もちろんこれはその通りだと思うんですけれども。

人生を変えていきたいのなら、どうしてもやりたくないことをがんばらないといけない時があります。

たとえばダイエットしたいとき。
痩せることはやりたいけど、運動や食事制限はしたくない。
なんていう気持ちが湧いたりします。

それでもやはり、痩せたいのであれば、食事に気をつけたり運動をしたりする必要があります。

たとえばハンドメイドのショップを作りたいと思っても
作っても売れないかも、とか
売れてもトラブルになったら嫌、とか。
行動を足止めする気持ちが湧いてきたりすることがあるかと思います。

それでもやはり、やりたいのであればクリアしていくべき課題をクリアしていく必要があります。

そんな、やったほうがいいと分かっているのにやる気がでないことについて「気づき」の大切さをお伝えしたいと思います。

気づくことの大切さ

転換点に立っていると気づくこと

今、望む方向へ進むか、今まで通りの道をいくか。
そんな転換点に立っているんだという意識を持つこと。

なにげなく過ごしていると、「痩せたい」という思いが
痩せない道、痩せる道に別れている岐路に立っている状態だということに気付きません。

痩せる道に歩みを進める意識を持つ。
その意識があるだけで意識がないときと比べて、望む方向へ向かうマインドを維持することができます。

「今行きたい方向へ向かえていない」と自覚すること

望む方向へ進むことが今までの習慣とは違って気合を入れないと進めないことがよくあります。

たとえば、体を鍛えたい時
まず着替えて、ジムに向かうという行動をとらなくてはいけないのに
めんどくさい、寒い、暑い、雨が降ってる、紫外線が、などといろいろな理由がでてきて、けっきょく家にいてだらだらYouTubeを見ながらお菓子を食べてしまったり。

たとえばハンドメイドのショップをつくりたいとき
まず商品を作って、販売する場所を用意して、知ってもらうための活動をしてという行動を取らなくてはいけないのに
どうやったらいいか分からない、売れなかったらどうしよう、売れてももめごとがあったらどうしようと、いろいろな思いが湧いてきて、けっきょくいつまでもショップの立ち上げをしなかったり。

たとえば新しい企画の提案をする自分になりたいと思った時
まずは企画を考えて、人に伝わるように伝え方を考えて、提案をしなくてはいけないのに
箸にも棒にもかからなかったらどうしようとか、伝え方が分からないとか、でしゃばりだと思われたらどうしよう、などという思いが湧いてきて、けっきょくいつもどおりルーティーンの業務だけをこなす毎日に甘んじたり。

そういった事例は山ほどあると思います。

向かいたい未来に進みたい時、辛いことって絶対にあります。
いろんな障害となるものもある。
その障害に対面した時の感情、辛いという感情、そういった思いを味わいたくないから、人は自分が向かいたくない方向に向かってしまう。

今はやりたくない。
あとでいいや。
怖いな。
めんどくさいな。

そういう思いが湧くことは、なにかを始める時にはよくあります。

そんなときはまず
「今、向かいたい方向に行っていないなぁ」ということを自覚してみてください。

本当は体を鍛えたいんだけど、怠ける方にいっているなあ。
本当はショップを立ち上げたいんだけど、逃げているなぁ。
本当はプロジェクトを企画実行する立場になりたいんだけど、怖気付いているなぁ。

そんなふうに、望んでいない方向に進んでいることに気づき続けてみてください。

いつもの自分、ラクな自分の道を歩いているときはやっぱりラクなので、これが望まない方向だということもうっかり忘れてしまったりします。

そうすると、やはり人間はラクな道を進み続けてしまいます。

「こうなりたい自分」とは違う方向に今進んでいる、という自覚は、軌道修正をする大切な気づきとなります。

完璧主義から脱却する

そのくせ私たちはやるからには完璧にやらないといけない、なんていう思いを持ったりします。
その思いがあると「完璧にできないから今日はやめておこう」という思考に引っ張られてしまいます。

たとえば、せっかく体を鍛えるのだから
ジョギングして、ストレッチして体をあっためた後で、筋トレして、
トレーニングの終わりにはストレッチして、最後にプロテインを飲まなきゃ。

なんて思っていると「プロテイン買ってからにしよう」なんて言い訳をつけて
トレーニング自体を後回しにしたりするものなんです。

まずはちょっとジムに行くだけでOKなんです。
まずはその場でスクワットをするだけでOKなんです。

完璧を目指さないで、ほんの少しの一歩を踏み出すことが大事なんです。

たとえば、せっかく企画を提案するのだから
アイデア出しをして、構成を考えて、伝わりやすい様に図表も用意して、完璧な企画書を出すんだ!って思っていると
先が長すぎる気持ちになって、また時間のある時にしよう。なんて後回しにしたりするものなんです。

まずは白紙に思いついたアイデアをメモするだけでいいんです。

単語を1つ2つ書いたら、イメージが広がって構成まで思いつくときもあれば
1つの単語しか書けない時もあるでしょう。

それでいいんです。

思い描く完璧な行動が取れなくても落ち込まなくていいんです。
ほんの小さな一歩を踏み出せたことを喜びましょう。

下手でもいいです。ほんの少しでいいです。
少しずつ少しずつじわじわと進んでいくことを続けていくと、気付いたらとても遠くまで進んでいる自分に気づきます。

まずは気づくこと、そしてそのあとに続けること

まずは「気づく」ことの大切さ、気づきのポイントをお伝えしました。
できればやりたくないけど、やらなくてはいけないことは人生いっぱいあります。

そういったものができるようになるために
習慣についてやマインドの保ち方なども今後ここで書いていく予定ですので
そちらも参考にしていただけると嬉しいです。

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